サービス開始までの流れ

①お問い合わせ

ホームページ内のお問い合わせページ内にある応募フォームか、お電話にてお問い合わせください。

次へ

②ご相談・ご申請

お住まいの市区町村の相談支援事業所または障害福祉の窓口に相談します。
申請の時に、「サービス等利用計画」を作成するため、希望する計画相談支援の事業所を選択します。

市との調整後、計画相談支援の事業所が「サービス等利用計画案」を作成し、提出します。

なお「計画案」は、本人や家族、支援者等が「セルフプラン」を作成することも可能です。

次へ

③調査

認定調査員が、現在の生活や障害の状況についての調査を行います。

次へ

④障害支援区分の判定

公平を期すために、全国統一の調査項目が定められ、コンピューターで判定されます。(一次判定)

一次判定の結果と医師意見書をもとに障害保健福祉をよく知る委員で構成される障害支援区分認定審査会で二次判定が行われ、

障害支援区分が決まります。

次へ

⑤支給量の決定

障害支援区分や介護する人の状況、申請者の要望などをもとに、サービスの支給量などが決まります。
決定内容が支給決定通知書により通知され、受給者証が交付されます。

次へ

⑥契約・利用開始

事業所と契約し、サービスの利用を開始します。

サービス事例

血友病 発作(10代 男性)

【状態】

発症当初から、ご家族が介護と仕事を両立されご家族の介護歴は数十年に及び介護疲れによる疲労困憊が年々増している状況下でのご依頼がありました。

【サポート】

利用者様は日中は生活介護サービスをお受けになっていますが、夜間帯の介護がほぼご家族が担っていた中、弊社がまず1日夜間帯のご支援を致しました。 利用者様は、夜間から朝にかけた重度訪問介護は初の試みのためもちろん不安要素はありましたよと後日、 利用者様とご家族共々と打ち解けたのちお聞き致しました。 懇切丁寧に支援をさせて頂きその後、 ご依頼の日数が増え今では利用者様の重度訪問介護のサービス量の中では大半を占めるまで信頼を頂きまして、現在も土屋訪問介護事業所がご支援を継続しています。

【効果】

ご家族の方が、「土屋訪問介護事業所を見つけられなかったら、これからの生活はどうなっていたのだろうと」大変危惧されていました。 「土屋訪問介護事業所さん、ありがとう」とお言葉を頂き、弊社の丁寧な支援が伝わり今では利用者様とご家族と一緒に旅行を計画しているまで関係性が増しています。 利用者様は誰からも好かれる人気者で弊社スタッフもとても打ち解けていて大変充実したご支援が出来ています。

ALS(40代 女性)

【状態】

利用者様は昨年末に気管切開をされ、今後の生活を悲観的にお考えだった。ご家族への負担を懸念され、今後も在宅で生活ができるとは考えていなかった。

【サポート】

別の利用者様へのご支援で関りのあった支援相談員の方が土屋訪問介護事業所を利用者様にご紹介。初回面談を実施。土屋訪問介護事業所は24時間対応ができること、 医療的ケアが行えることをご案内し、在宅生活への希望を持たれた。 しかし、退院までは行政による認定などの時間が掛かるため、 初回面談後も入院生活が延長、延長となる状態となり、お話しが自由にできない利用者様と病院側のコミュニケーションが思うように取れず、 利用者様のストレスが溜まる状態が継続。 文字盤ができ、付きっ切りで思いを理解・代弁できる存在が必要となり、 土屋訪問介護事業所がコミュニケーション支援として入院中から支援に入ることとなった。

【効果】

土屋訪問介護事業所の介護職員が入り始めてからは病院側との意思疎通もできるようになり、利用者様のストレスも解消。 現在では退院の目途もたっており、再び在宅にて自分らしい生活を取り戻せると喜ばれている。

頸椎損傷(20代 男性)

【状態】

事故による頸椎損傷にて不全麻痺となり、ベッド上での生活となる。元々控えめな性格であったが事故後、意欲や活力が低下。外出しなくなった事により洗体などの衛生保持に興味が薄くなる。家族が洗体しようとするも、気が進まず、又、身内には断りやすいためか中々うまくいかず。
【サポート】

食事介助は飲水と服薬介助。
フォーク、スプーンは持てるので食べ物は配膳介助。排泄介助はパッド、おむつ交換。
ご家族から要望の高い入浴介助はシャワーチェアにて浴室への移乗、シャワー浴。
洗髪は心地良いとのことで、シャンプーは3回実施している。体調不良や気持ちが乗らない時は、ベッドでの洗髪と全身清拭に切り替えている。
【効果】

ご本人は自身から話すタイプではなく、また話しかけられるのも苦手であったが 入浴や洗髪は常に声を掛けながら、触れ合う動作もあるので、徐々にではあるが意思疎通や要望を伝えられるようになってきた。

ALS(60代 男性)

【状態】

数年前にALSと診断された後、歩行困難や構語障害、嚥下障害などが急速に進行し現在はベッド上での生活となる。

【サポート】

経管栄養(胃ろう)と喀痰吸引(気道切開なし)、移乗、排泄介助、口腔ケア。排泄介助は洋式トイレを使用。コミュニケーションは文字盤と簡単なジェスチャー。
【効果】

当初は自宅にヘルパーという赤の他人がいることに逆に気を使って疲れてしまっていたようだが、ヘルパーの冗談に文字盤で冗談を返すようになるなど徐々に明るい表情が見られるようになった。

重度心身障害/知的障害(20代 女性)

【状態】

施設入所を検討していたが、ご本人は一人暮らしを希望されており、ご相談頂く。
行政としても初めての重度訪問申請だったため、半年ほどかけて支援体制を整え一人暮らしを実現させた。

【サポート】

平日の日中は主に通所施設へ行かれており、土日の日中はご家族と過ごされている。帰宅後~翌朝まで、ご本人様とコミュニケーションを取りながら排泄、更衣、清拭、食事介助、服薬介助、移乗、見守り支援を行っている。

【効果】

初めは複数のヘルパーが介入することに気を遣われていたご様子があったが、徐々に慣れてきて趣味の話などで楽しんでいる。
当社のサービスを利用したことにより、ご家族関係が良くなった事、念願の一人暮らしを実現出来た事を大変喜んで頂いております。

脳性麻痺(区分6)(30代 女性)

【状態】

両親の年齢や体力を考慮し、元気なうちに安心してもらいたい。そう幼い頃から思いひとり暮らしをずっと考えていたが、ほぼ24時間のサービスが必要になる為、半ば諦めていた。

【サポート】

当初は日中の細かい時間での支援相談でしたが、元々の希望されている朝や夜の起床・就寝介助、外出迄の見送り含めての夜間を通した見守り、非常時の支援をご提案。

【効果】

親元近くではあるが、慣れない環境下で少しづつスタッフとの日々を重ね、兼ねてからの希望であったひとり暮らしを実現。両親の負担軽減のみならず、今ではスタッフのお悩み相談までして頂けるほど、楽しくサービス時間を過ごして頂いている。

レノックス・ガストー症候群(50代 男性)

【状態】

30年以上施設での生活だった。誤嚥性肺炎を繰り返し医療的ケアが必要となった事で入所先では今後生活を続けていく事が難しくなり、困っていた所で重度訪問介護を知り、お姉様の思いとして、弟を在宅として迎えた。

【サポート】

サービスは24時間365日。 日中は「本を読む・カルタをする・歌をうたう…等など」ご利用者様とのコミュニケーションを第一にサポート、夜間は安心して休めるよう見守り支援を行っています。

【効果】

こんな生活が現実にできると思っていなかった、障害を抱える全ての人に在宅で生活できる事を知ってほしい。一番は本人の希望・自己実現を叶えてあげられる環境になった事。 本人も在宅生活当初はとまどいもあったと思うが、最近はヘルパーさんが入っても安心した表情を見せる事も増えてきている。

パーキンソン病(70代 男性)

【状態】

他利用者様で携わらせて頂いていた事業所様より、マンパワーが足りないと当事業所を推薦頂く。厳格で介護者へ笑顔は中々見せない方で夜間、口腔・鼻腔からの吸引も頻回で落ち着かず、最終的に家族支援を求められる為、中々ご家族も昼夜問わず気が休まらない状況。

【サポート】

早急な支援(マンパワー)が必要だった為、自社の指導看護師による実地研修をご本人様・ご家族の許可を得て複数名で実施。夜間の口腔・鼻腔吸引、定時での眠剤投与と他希望時の対応を行う。

【効果】

数少ない自社対応での実地研修からサービス開始までのスピード感ある日時設定で、逆にご本人様もご家族様も笑顔が見れ緊張がほぐれ、スムーズに支援開始。ご家族も夜間睡眠時間が確保され、ご本人様も安心して過ごして頂いている。他事業所様も他サービスへリソースを向かせることが実現出来た。

筋ジストロフィー(30代 男性)

【状態】

小学校3から4年の頃から手足を動かす為の筋肉組織が壊死と再生を繰り返す、遺伝性の筋疾患、難病指定の筋ジストロフィーが発症。小学校6年生頃は歩けたが、段々と歩行が困難になり、頻脈も併発しているが、ご自宅での車椅子生活を前向きに過ごしております

【サポート】

日勤、夜勤、排泄介助の3人体制で丸一日利用者様を見守ります。
食事介助、排泄介助、服薬介助、外出介助、入浴介助、コミュニティ支援、口腔内喀痰吸引等

【効果】

以前は安心して任せられる方が居なく、お母様もご病気の為、お父様は仕事と介護の掛け持ちによる負担は言い表せない程でした。 私達と利用者様との距離や、支援に対する技術が上達していくにつれて、お互いの信頼度、心の絆が生まれ、利用者様自身笑顔も増え、楽しく毎日をお過ごし頂けているようです。

滑脳症(20代 男性)

【状態】

生まれたころより呼吸不全あり、幼少時代より養護学校に通われる。年を重ねるにつれ呼吸不全悪化し気管切開行い、呼吸器必要となる。その後ベッド上での生活になり、ご家族様が常時付き添いで介護を行っていた。
【サポート】

夜間帯の見守り、吸引のできる事業所を探していたところ、当社が吸引なども対応できるということで重度訪問介護の利用を申し込み支援の開始となった。吸引やおむつ交換、体位交換、口腔ケアなど
【効果】

ご家族様より最初は夜間、他人がいるのに抵抗はあったが、今はいることでの安心感がありしっかりとした睡眠もとれているので助かっています。と介護スタッフに声をかけて頂いております。

ウエスト症候群(10代 男性)

【状態】

ご自宅ではお母様とお二人での生活。特別支援学校を卒業後、平日は生活介護に通い、土日はお母様の介護のもと在宅での生活をされていましたが、お母様の仕事の都合により、週末の日中、重度訪問介護の利用を開始されました。幼児期からてんかん発作を繰り返し、また成長するにつれ、脊柱側弯症が進行し、コルセットを使用されています。

【サポート】

主な支援内容は、起床介助、移乗介助、食事介助、排泄介助、入浴介助。
土日は休みでもある為、日中は、DVDを一緒に観たり、絵本を読んで、のんびり好きなことをして、楽しく過ごせるようサポートを行っています。
また、天気の良い日には、散歩や外出に出かけ、なるべく刺激を与え、興味や関心を引き出せるよう支援をしています。
疲れている時や眠い時にてんかん発作が起こることが多く、常に様子を見ながらの対応を心がけています。

【効果】

お母様より人見知りされると伺っていましたが、こまめにお声かけしながら支援をすることで、笑顔がよく見られるようになりました。また、お腹空いたとか、暇だとか飽きた時なども何かしら訴えが出るようになり、少しずつコミュニケーションがとれるようになっています。身長や体重もまだまだ成長されており、なるべくご自分で身体を動かせるように、車椅子の乗り降りの際やDVDを観る際に身体を起こしてもらえるようお母様と相談してテレビ台の配置などを工夫し、介入当初より筋力もついてきているご様子です。